今はSNSをやってるのが
当たり前の時代になってしまったから、
友達作りが苦手な若い人にとっては、
物凄く生きづらい時代だと思う。
自分の学生時代も、
高校時代には、自分の知らないところで、
同級生たちが携帯の番号やメールアドレスを交換していて、
学校から帰った後もネットワークを
強固なものにしているのが嫌だったし、
大学に入ったら、某SNSが誕生して、
人間関係が可視化され、
かつ強力に維持されるようになってしまった。
自分は1学年1クラスだった小学校をはじめとして、
人生で一度も同窓会に呼ばれたことのないはぐれ者人間だから、
自分の存在というか過去を知っている人間たちが、
ずっとネットワークを維持し続けているというのが、
正直言って少し嫌である。
そして現代、残念ながら、
さらにSNSは世の中に普及してしまった。
自分なりに、
かなり陰惨な部類の学生時代を過ごしたと思うが、
それでも、もし自分が今の時代に小学校から
やらないといけなかったらと思うと、
到底生き抜ける気がしない。
日本社会の同質性の高さは、
僕が小さい頃からさんざん批判されてきたけれど、
一向に改善する気配がないどころか、
SNSの発展により、むしろ加速したように思える。
自分自身が仲間が欲しいという願望を抱いていることもあり、
何か発達障害者のフラットな交流団体みたいなものを
将来作れたらいいなとも夢想したりするが、
そういったものがあれば、
少し人生が楽になる人も多少はいるのではないかと思う。
