犬デウスのブログ

1980年代前半生まれの、発達障害者男性のブログです。

巷で良く流れている、中年で独身だと頭が狂うという言説について(2024/3/23)

実際に僕は、頭が狂いかかっているのを感じるが、
今までに元気そうな中年独身男性を
多く目にしてきたので、
本人の仕事の充実度合いや懐具合と、
交友関係、メンタルの強さによると思う。

ただ、僕の場合で言えるのは、
自己実現云々の話を抜きにして、マジで自分の味方がいない。
両親が亡くなったら、
完全に地球上から自分の味方をしてくれる人間はいなくなる。

歳をとって、結局、真の味方と言えるのは
家族しかいないのだと思うようになったから、
両親の死が、自分の発狂の決定打になる可能性は非常に大きい。

それに、友達はおろか、
休日に連絡を取り合う知り合いが1人もいないし、もの凄く心細い。
ちょっとしたアドバイスを誰にも貰うことができないから、
全て自力で何とかせねばならない。

自分の心が負の方面に傾いたとき、誰も何も言ってくれないから、
際限なく坂道を転がり続ける感じ。

何とか立て直そうとしても、
なかなか思考によってはうまくいかず、
どうしても抗鬱剤等に頼ってしまう。

それに、自分の大病とか親の介護とか、
自分1人では対処が困難な問題の発生が、
いつ起こってもおかしくない状況になってしまったので、
孤独であるということが、
実際に死活問題になってきている。

特に介護は心配で、ニュースなどで、
どん詰まりの状況に陥った人々の悲しい「結末」の話を聞くと、
いつ自分がそうなるか分からない、という恐怖にかられる。

今、騒音問題のために一時的に実家に避難し、
テレワークをしているのだが、
やはり両親の思考力に衰えを感じるし、
すっかりお爺さんお婆さんとなったその見た目にも、
現実の容赦なさを突き付けられる。

両親の体調がこれからどうなるのかは、
完全に運なので、祈ることしかできないが、
時折たまらない不安に襲われる。
誰か、助けてくれる人が現れないか、
なんて利己的なことも考えたりする。

まあ、結婚できそうなチャンスなど人生に一度もなかったし、
もし結婚できたとしても自分は必ず相手を不幸にするだろうし、
結局身の回りに人間がいてくれるのは、
物事が順調に運んでいる時だけで、
落ち目になったら一気に人は離れていくんだと思っているから、
障害者枠で働き、低い収入しか稼げていない現状、
きっと自分はこの先も孤独であり続けるだろうと思う。
(何より自分は、落ち目になったら自分自身が
卑屈になってしまうことが大きい)

ただ、だからこそ、本物の仲間がいる人々、
落ちぶれてもずっと寄り添ってくれる奥さんがいる人などは、
本当に幸せ者だと思うし、羨ましく思える。

まあ、きっと、それだけの人間的な魅力が、
本人にあるということなのだろうけど。

では、何もしないで
運命を受け入れるつもりなのかと問われると、
必ずしもそうではなくて、
今は、仕事以外に何かしらの組織に属す等して、
せめて知り合いでも作ることはできないかと、
ぼんやりと考えている。

もちろん、絶対に金の貸し借りはしないし、
精神的に依存をするようなこともしないが、
ちょっと知恵を貸してくれる人、
軽い慰めの言葉をかけてくれる人、
そういう人と関係を持てないかと検討している。

まあ、我ながら利己主義が過ぎると思うが、
発狂して致命的な何かをやらかしてしまうことが
本当に怖いので、
できることなら、
この先も最低限の理性は保ち続けたいと考えている。

具体的なことはまだ何も思いつけていなくて、
直近の具体的な行動予定もないが、
何かしなければほぼ確実に頭が狂う危機感があって、
孤独に生きることに限界を感じているというのが現状である。