犬デウスのブログ

1980年代前半生まれの、発達障害者男性のブログです。

文理選択の失敗はさて置いた、大学時代の後悔(2024/3/17)

1.運動能力が非常に低くて、マラソンも大の苦手、酒が飲めない、
縦の人間関係もマトモにこなせないのに、

運動系のサークルに入ったのが大失敗だった。

先輩やOBとうまくやれなかったし、結局持病が悪化して

(持病の存在を体調が悪化するまで知らなかった)、
2年生の途中でサークルを辞めることになってしまった。

同期との仲はその後もしばらく続いたけれど、

全く向いていないことをやるべきではなかった。
結局その後サークルに入ることはなくて、

非常に狭い交友関係の中で過ごすことになってしまった。
これはやがて、就職活動の際に大きな悪影響を与えることになった。

 

2.上で述べたサークルを辞めた直後、即座にどこかの会社でアルバイトをする等して、
他人と日常的に関わるような環境に自分を置くべきだった。

実際は、映画を毎日1,2本見ては小説やノンフィクションを読み、

ゲームをやり、小説や詩を作ったりして、
平均して一週間に一度程度しか、マトモに他人と会話しないような生活を、

その後2年半ほど続けてしまった。

就職活動をする頃には、完全に浮世離れしてしまっていて、

妥当な自己評価がまるでできなくなっていて、
誇大妄想ばかり抱いている、頭でっかちで性格が暗い若者、

という最悪な人間の一種になってしまっていた。

日常的に人と触れ合い、社会の現実を知るようにしていれば、

過大に自己を評価することもなく、
もう少し就職活動への備えができただろうにと思う。

 

3.せめて英語だけでも、しっかりと勉強をしていれば良かった。
数学の勉強の必要性に気付くのは無理だったとしても、

せめて英語はしっかり勉強しておくべきだった。
自分は経済学科に進学したが、現在にいきている当時の知識は実質皆無である。
本当に勿体ない時間の使い方をしたと思う。

ITの仕事をするとなると、英語のリファレンスを読まなければならないことは

日常的にあるので、
まとまった時間がとれる大学時代にこそ、英語をやっておけば良かった。

 

4.持病のことなど、極めて私的なことを、当時の友人に話すべきではなかった。
ある程度信頼していた人物がスピーカー人間だと途中で分かったし、
時とともに人間は変わりえるということが分かっていなかった。
真の悩みは、人に話さず、孤独に耐えるべきだった。
当時は友情というものに夢を見てしまっていた。

 

5.ゼミに入っていれば良かった。

当時は可能な限り人間と関わりたくないと思っていて、
ゼミに入らないという選択をしたが、常勤のポストにありつけるかはさておき、
経済学をしっかりやって、大学教員ないしシンクタンク等の研究者を目指す、
という選択肢を残しておいた方が、自分の性格を考えると良かったように思う。

 

結論.総じて、精神的な孤独を保ちつつも、もっと多くの人と関りをもつべきだった。
ほとんど引きこもりに近い大学生活を送ってしまって、

結局は夢に挫折することになるのだが、
本当に自分の人生の選択肢を狭めてしまったと思う。