僕は、昔から、「覚える・理解する」系の勉強を、
長時間やれなかったし、今でもやれない。
読書も長時間やれないし、
最近では、1時間半を超えるような映画を見るのも辛い。
そうかと言って、数学の問題を一日中解いていられるわけでもない。
同じことを長時間やろうとすると、飽きによる強いストレスが発生して、
非常にイライラしてしまうのである。
大体、ほとんどのことに30分~1時間ぐらいで飽きてしまう。
このストレスは非常に強くて、
「一日だけ頑張る」ことも厳しいぐらい。
無理をすると、翌日に強いストレスを持ち越してしまうので、
大抵は、「結構頑張った」と感じる、一歩手前で引き返す。
(文章書きとプログラミングは、何故か一日中やっていられる)
だから、土日を勉強にあてる際には、
こまめに時間を区切って、
やる内容を切り替えるようにしている。
この体質で、かなり人生を損していると思う。
たとえば、今はITの仕事をしているが、
覚えなければならないことが非常に多くて、
本来ならばもっと余暇時間に勉強しなければならない。
それに、Amazonレビューを書くのが楽しくて、
本当はもっと沢山小説やノンフィクションを読みたいのだが、
読書は1日あたり1時間ぐらいが限界なので、
もどかしい思いを抱えている。
長時間、勉強に没頭できる人を羨ましく思うし、
長時間、読書をできる人を羨ましく思う。
今、色々と「面白そう」と思っていることがあるが、
その多くが大量のインプットを必要とする物事なので、
人生の残り時間と、自分のこの体質を考えると、
なかなか手を出せずにいる。
この飽きっぽさは何とかならないか、と思う。