今日は、引っ越し先でまた外れを引くんじゃないかという不安で、良く眠れなかった。
当たりを引き続けるまで、
引っ越しを繰り返さなければならなくなる状況に陥るのが怖い。
昼間の騒音なら出社するという対策があるが、夜間の騒音は逃げ場がない。
せっかく正社員として就職できた仕事を、
辞めなければならなくなる可能性も大いにある。
自分は、3物件連続で外れを引いた。
2つ前の物件は、入居初日に、
金属バットで思い切り天井をぶん殴るような大音がした。
(後に下の階のベランダの引き戸の音だと分かった)
1つ前の物件では、入居初日から上階からドスドスという足音が聞こえてきた。
(同じ物件に数年前住んでいた時とは、
床の材質が変わっていたという不運に見舞われた)
今回の物件では、入居初日に「防音は木造レベルか?」と疑いたくなるような、
非常に明瞭なゲラゲラ笑いの大声が聞こえてきた。
(今の騒音主とは別の人)
これらの時の凄まじいショックは忘れられない。
自分が他人に期待をし過ぎているのかも知れないが、
ペコペコな材質の床で、容赦ないかかと歩きをする人は、
下の階に響く足音のことが念頭にないのだろうか?
(自分はすっかり、忍び足で歩く癖がついてしまった)
それとも、足音が響いても構わないと考えているのだろうか。
重低音を響かせて大音量で音楽を聴く人も、過去の経験では、
何回管理会社を通じて注意しても、やめてくれなかった。
実際に音に苦しんでいる住人がいることを把握していながら、
イヤホンをつけるという解決策があるのに、
それをやってくれない思考回路が理解できない。
凄まじい勢いで扉を開け閉めする人も、同様。
きっと物件の防音性能が非常に低いということを把握しながら、
容赦なくドカーン!ドカーン!と大音を立てて扉を開閉する人は、
その音が周囲に響く可能性を考慮しないのだろうか?
それとも、やはり響いても構わないと思っているのだろうか。
今の物件は、右隣の隣人が仕事を辞めたっぽくて、
一日中「ドカーン!」という扉を開閉する大音がする。
この狭い部屋で、外出もしないのに、
一体何をそんなに扉を開け閉めする用事があるんだ、と思う。
だが今回は自分も在宅勤務メインで、会議ではどうしても喋らなければいけないので、
自分だけが一方的に注意するわけにも行かず、引っ越すことに決めた。
憂鬱な状態で、引っ越しの準備、
および引っ越しに伴う各種手続きをやらなければならないと思うと、
一層憂鬱が悪化する。
綿密に段取りを計算しなければならないし、何日か仕事も休まなければならない。
猛烈に面倒くさい。
自分が低収入ということもあるが、東京はちょっと貸し手が有利すぎると思う。
東京オリンピックが終わったら不動産価格は下がると予想したのに、
逆に猛烈に上昇していて参る。
これだけの情報社会なのに、
これから入居する住居がどれだけの防音性能を持っているか知ることが、
本当に難しい。
(口コミサイトが、物件の広告等で収益を上げるビジネスモデルだから仕方ない。
壁や床を叩くしかないが、先行契約とかいう、
最悪な商習慣が発生してしまった模様)
なおかつ、最大の懸念事項である隣人は、完全なるくじ引きなのが非常に辛い。
管理会社は、物件の騒音問題の現況を知っているだろうから、
借り手に事実を教えてくれれば良いのに、
そういった情報を入手できる仕組みはない。
(無理を言って聞き出そうとしたら、容赦なく落とされそう)
もし自分の年収でローンを組めるとしても、
買えるのは築うん十年の狭小オンボロ物件だろうし、
聴覚過敏の人間が分譲マンションを購入するのは、あまりにリスクが高すぎる。
最近はYoutubeで、騒音問題に苦しむ当事者の投稿とかを見ているのだが、
数千万する物件でも深刻な騒音問題が発生しているようで、
それもよくある話のようで、本当にぞっとする。
(当事者の人は尋常じゃなく苦しいと思う)
防音マンションは家賃が高すぎて借りられない。
その上、ほぼ確実に、一生審査が通る年収に到達しそうにない。
そこで、思うのだが、
建築も不動産も完全な素人だけど、聴覚過敏者向けに、狭いが防音がしっかりした、
楽器とかを演奏したい人向けの物件ではなくて、
そもそも音を出さない人をターゲットにしたマンションというのは、
建てても到底採算が取れないものなのだろうか?
(既存の防音マンションは、音を出したい人をターゲットにしたものばかりっぽい)
この先一生、騒音に苦しみつつ、引っ越しを繰り返し、
隣人ガチャを引き続けると考えると、マジで暗澹たる気分になる。
田舎住まいはそもそも仕事がないし、人間関係地獄と車の運転問題があるし、
マジで詰んでる。
でも、騒音問題があると日常生活自体が成り立たないから、
人間関係地獄に飛び込んだ方がまだマシか?
今の会社で制度が変わって、恒久的に、
日本全国どこでも住んでいいようになったら、物凄く楽になれるんだが、
可能性は低いと思うし、もし実現するとしても、結構な未来になることだろう。
技術的に可能なのに、フルリモートの障害者求人は本当に少なくて、
かつ好条件の求人はほぼ無くて、本当に気が滅入る。
もう少し事態が好転してくれないかと願う。