犬デウスのブログ

1980年代前半生まれの、発達障害者男性のブログです。

田舎に住む際に直面する問題(2024/3/17)

自分はとある県の、最寄りのコンビニまで数kmあるような、

とある田舎の村に生まれた。
大都市圏生まれの人には想像できないかも知れないが、
まず人間関係が凄まじく濃い。

自治組織がいくつもあって、頻繁にそれらの集いがあるし、
その役員を務めたり(ローテーションしている様子)、

草刈りや飲み会などのイベントがあったり、
消防団に入らなければならなかったりする(大人の男性が頼まれる様子)

もちろん近所は全員顔見知りだし、村に属する全メンバーが、
他の全世帯の全家族構成と、その学歴や勤務先の情報を

共有しているようなところである。
親戚付き合いも濃厚で、葬式含め、色々と集まりや出費もある。

自閉症スペクトラム障害と診断されている通り、自分は「人と仲良くなる」

「人とワイワイやる」ことが極めて苦手で、
学生時代は、変わり者というよりはむしろ異常者として扱われてきて、

就活の面接で落ちまくって、
現在は真に友人数が0だし、とにかく人間関係の構築を苦手としている。

また、車無しでは生活するのが相当厳しいが、自分は運転というものが極めて苦手で、
一応免許はとったが、教習所で何度か「危ねえ!」と教官が怒鳴って、

自分からハンドルを奪うという場面があった。
何だか、情報量が多すぎて頭の中で瞬時に処理できず、パニックになってしまうので、
車線変更を中心として、色々と自分には対処が難しい状況がある。
そのため現在はすっかりペーパードライバーで、

免許を交付されてから十数年、一度も運転経験がないという状態である。

そこで、騒音問題の解決策として、田舎の一戸建てを借りるとしても、
人間関係の問題と車の運転の問題に直面することになってしまう。

自分の父と母は、地方大学の同じ陽キャグループに属していたっぽくて、
特に父は集まり事大好き、飲み会大好き人間なので、

濃厚な人間関係を難なくこなしているが、
(そもそもそんな2人から、なぜ自分のような闇属性の人間が生まれてしまったのか)
その様子を見聞きしていると、到底自分にはこなせそうになくて絶望する。

また、車は必要な時だけタクシーを使うという手もあるが、
きっとそれは嘲笑の対象になるだろうし、

異常者として扱われるのを一層加速することになるだろうと思われる。
元々苦しい懐事情を、さらに悪化させることにも繋がるだろう。

だから、田舎に住むのも厳しいのだが、東京近辺に住むのも厳しいので、

仕事のことはさておき、
いずれは家賃が安くて交通の便が良い、

地方都市で暮らすしかないんじゃないかと考えている。
鬱が激しい時には、マジでこの日本に自分が住める場所がない、

なんて絶望的な気分を抱いたりもする。

人口が減り続けている今日、この先賃貸物件の借り手有利な

世の中になってくれることを願うしかない。